Tyrell P34/3-2

Tyrell P34/3-2_Formula One car

先週、新橋４丁目新虎通りのTAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO の1階に、伝説となったTyrell P34が展示されていましたので写真に収めました。

P34は、F1史上初の6輪車で黄金期を迎えたフォード・コスワース・DFV V8 2993ccエンジンを搭載し、 このP34/3-2は1976年にF1第6戦モナコGP 2位-3位、第7戦スウェーデンGPでは1-2フィニッシュ、初開催となった第16戦日本GP（富士SW）で2位を飾った実車で、当時F1界の話題を独占しました。

しかし、翌年はグッドイヤーに拠るP34用フロントタイヤの開発の遅延等に拠り、車体の改良を行うも期待された戦績が得られず、僅か2年で敢え無くサーキットから消え去りました。

その後、フェラーリ、ウィリアムズ等も6輪車の開発を行いましたが実戦には投入されず、1983年のレギュレーション変更によりF1は4輪車のみとなり、今は6輪車は禁止になっています。

この車体は現在タミヤが所有しており、オープン1周年を記念して7/7（月）まで新橋店で展示予定とのことです。

今は、F1レース中継が有料化され、地上波TVでは見られなくなり非常に残念ですが、先週から公開中の映画「F1/エフワン」の プロモーションで、主演のB.ピットが来日しているそうです。

本作は、F1界全面協力の下、ピット自信が実際のグランプリコースを走り、徹底的なリアリズムを追及して制作されており、2021～2024年F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンを始め多数の現役F1ドライバーが出演しているとのことです。

是非、私も劇場で観たい映画です….rangert1