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2025.08.29
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Comet 3I/ATLAS_intersteller
Comet 3I/ATLAS_intersteller
今年の7月2日にNASAは、小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)によって発見された人類史上3番目の恒星間天体3I/ATLASの存在を発表しました。但し、地球との衝突の可能性はありません。恒星間天体とはガス状以外の天体で、重力的にどの恒星にも拘束されないものを指すそうです。
2017年10月に1I/Oumuamua(直径最大400m、最大秒速87.3km、軌道傾斜角122.68°)、2019年8月に2I/Borisov(直径975m、最大秒速49.16km、軌道傾斜角44.05°)が観測されて太陽系を通過していきました。これらが本当に恒星間天体ならもう2度と戻って来ません。
3I/ATLAS(直径10km~20km、現在での最大秒速61km、軌道傾斜角175.11°)は、2025年10月29日に地球と火星の中間あたりの近日点(0.336au、1auは太陽と地球の距離単位)を通過し、地球と最も接近するのは12月19日頃で最も接近(距離1.784au)しますが、太陽に対する離角が45°未満になるため地球からは観測できなくなります。
by Seligman, Darryl Z.; Micheli, Marco; Farnocchia, Davide; et al. (3 July 2025). “Discovery and Preliminary Characterization of a Third Interstellar Object: 3I/ATLAS”.
ハーバード大高等研究所のエイブラハム・ローブ博士は、「この彗星?が大変不思議なのは、軌道傾斜角が太陽系の黄道面に対して僅か5度しかなく、更に太陽系とは反対方向に動いて地球の軌道と一直線になっており、金星、火星、木星に近づくこと、この極めて稀な軌道を取れる確率は僅か0.005%で、これは異星人が寄こした偵察宇宙船ではないか、潜在的に悪意のあるエイリアンの装置である可能性がある…」という仮説を立てて警鐘を鳴らしています。
例えば、劉慈欣著SF小説「三体」より;人類ははじめて地球外の生命体と遭遇し、種の存続を賭けて戦うことになるような….まさか?
最初の1I/Oumuamuaについても、その異常に細長い形状や加速しながら遠ざかった(太陽重力と反対向きの力が働いている)こと等により、多くの謎があるようです。
1977年にビッグイエヤー電波望遠鏡が72秒間観測した太陽系外からの正体不明な強い信号“Wow!signal”から約50年が経過しましたが、果たしてこれらの謎は何時なったら解けるのでしょうか…..rangert1
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